卒業式の花の意味
2023年3月3日
今年も卒業式の時期が訪れました。
全国の学生たちが慣れた生活を終えて新しい生活にチャレンジする時期ですね。
そして卒業式には色んな花を生けてお祝いします。
今回は卒業式に使われる色んな花にどんな意味があるのかを皆さんに紹介しようと思います。
それでは令和5年2月27日に生けた福岡県立の高等学校の卒業式の写真を見ながら
紹介していきましょう!
*桜
日本人が愛してやまない花といえば桜ですね。
桜は五穀豊穣の神が宿る木であるため、「豊かさを表す」とされています。
また、春の訪れとともにたくさんの花が芽吹く桜は
「縁起の良い物事の始まり」を意味するといわれています。
花言葉には「精神の美」「優美な女性」などがあります。
*コデマリ
小さな白い花が集まって咲く花姿が美しい花です。
花言葉には「優雅」「上品」「友情」「努力」などがあります。
その優雅な花姿がシンボルツリーとして親しまれたきたことが、花言葉からも想像できますね。
❋ユキヤナギとコデマリの違い
同じ属に分類されるユキヤナギは、コデマリと似ていることから
よく間違われます。ユキヤナギのほうが開花時期が早く、花びらの咲き方が違います。
-コデマリは枝先にまとまって白い花を咲かせる。開花時期は4月下旬~5月上旬
-ユキヤナギは枝全体を覆るように白い花を咲かせる。開花時期は4月
ユキヤナギの花言葉は「愛らしさ」「殊勝」などがあります。
*バラ
色や咲き方、育ち方など種類が豊富なバラ。
花の色によっても花言葉は異なり、ピンクのバラは「感謝」の花言葉を持ちます。
花の色だけでなく、本数や種類によっても花言葉が変わりますので
また後日紹介させていただきます。
*アルストロメリア
アルストロメリアの花言葉は「未来への憧れ」「持続」などがあります。
茎の先端に複数の花を咲かせるアルストロメリアは、1本の茎でもとても華やかです。
花びらにはまだら模様、縞模様がついているのが特徴です。
*カーネーション
母の日に切り花としてよく使われるカーネーション。
カーネーションの花言葉は「無垢で深い愛」。
ですがカーネーションも先に紹介したバラ、アルストロメリアとともに
色によって花言葉が異なる花であります。
今回使われたオレンジのカーネーションは「純粋な愛」です。
母の日によく使われる赤いカーネーションは「母への愛」です。
*胡蝶蘭(コチョウラン)
胡蝶蘭(コチョウラン)といえば、多くの人がイメージするのは白い花ですよね。
上品で清潔感があり、どんな場所にも映えるため、
贈り物としても胡蝶蘭(コチョウラン)の中では白が一番多く選ばれているそうです。
日本では、蝶が舞うような花を咲かせることから
「胡蝶蘭(コチョウラン)」と呼ばれて親しまれています。
胡蝶蘭の花言葉は「清純」白の胡蝶蘭は「純粋」です。
他にもよく使われる花はカスミソウ、スイトピー、ガーベラなどもあります!
いかがだったでしょうか?
今回は卒業式でよく見られる花の花言葉を紹介してみました。